タイトル通り、本が出来上がりました。
青弓社さんから出る本は、基本的に大きめサイズで帯ナシのようです。
例に漏れず、本書もその規格です(最近だと『宗教右派とフェミニズム』なんかが同じサイズ)。
手に取った感想、
とても読みやすい!意外と軽い。文字のフォントがやさしげ。
とても良いじゃないですか。
『トランスジェンダー入門』をもう読んだ人にも、読んでいない人にも勧めたいです。
第2章ではトランスジェンダーにまつわる基本情報をまとめているので、本書がトランス関連で最初の一冊だという人でも読みやすいのではないかと。
第3章と4章はトランスヘイト言説っぽい、「素朴な疑問」に応えています。
友人と縁を切る前に、本書を読んでもらえるといいのではないでしょうか。
かくいう筆者も、かつて友人だった人と縁を切っています。ジェンダーレストイレがどうのこうの、という話しかできなくなってしまったので。他に、積もる塵もあったわけですが。
表紙(裏側も)のイラストは、トランス男性のアーティストであるMiyabi Starrさんが描いたものです。トランスネス溢れるイラスト、いいですよね。